Ju-jitsu!!!  ヨーロッピアン柔術の大会観戦

I was invited to a competition of Ju-jitsu today.

It was first time for me to watch the competition of Ju-jitsu.


今日は、柔道クラブの先生から

「柔術の国際大会をやっているから見に来てほしい!」

と連絡を受けて、初めて柔術の正式な大会を、マナ観戦してきました。

この大会は、金曜日に閉幕したCJSOI(インド洋大会)に合わせて開催されたようです。

出場選手は、基本マダガスカル人が多かったですが、柔術もやっているモーリシャス、レユニオン、マヨットなどの柔道家もちらほらいました。

Ju-jitsu have two ways. They are European Ju-jitsu and Brazilian Jiu-jitsu.

I watched the European today.

The competitors put the protective gears for hands, arms, feet and shins.

They can punch or kick against the opponent to get some scores.

Actually I don't know much about the rules of Jiu Jutsu.



会場はCJSOIで合宿を行った体育館でした。

柔術家は相手に蹴りやパンチを繰り出していました!

ちょっと待てよ!柔術にパンチ、蹴りあったっけ??

実は、現在発展している柔術は大きく分けると2つ。

寝技中心のブラジリアン柔術と、寝技に空手の打撃をプラスしたヨーロピアン柔術。

マダガスカル近郊の諸国はフランスを中心とするヨーロッパから強い影響を受けているので
今日の大会はもちろんヨーロピアンの方でした。

【参考】 ヨーロピアン柔術のファイティング部門のルール

寸止めの打撃と、投げ技、寝業によって勝敗を競う。

直接打撃は禁止となるが、的確な攻撃にはポイントが与えられる。

寝業は締め、関節技などが許される。試合は体重別で行われる。




ルールでは寸止めでも、互いに動いているので当たり所が悪いと怪我をします。
肘と膝から下はプロテクターを付けて戦うようです。

柔道との大きな違いは、立ち技で投げてもポイントがないことです。
また、『1本』を取っただけでは終了しないこと!
その他、細かい違いが多くあります。
基本、ポイントをかせぐといった戦いです。

There are three referees who put a red and blue wristband on their wrist on the tatamis.

3人の審判員は、右手首に赤、左手首に青のリストバンドをしています。
ポイントをどちらが取ったのか分かりやすくするためのようです。

Which man is the main referee?


さて!主審はどちらでしょうか??

ちょっとした攻防でもポイントが発生する度に、審判は両手を挙げたり下げたりと忙しいそうでした。

たまに、赤と青(左右)間違えたりしてました笑

There is a red ball which is thrown on the tatami by the timers.


コロコロコロ!!!

試合中に赤いスポンジのような柔らかいボールが、試合上に投げ込まれました。
最初は「何これ??」でした。

どうやら、抑え込みの時間や試合時間の終わりを審判員に告げるためのようです。
きっと、大歓声でブザーとかが聞こえない時を考慮しているのでしょう。
でも今日は、そうでもないノイズだったので、ボールが目立ってました!


元々、柔術は日本の武士たちが修得した術

それが柔道や合気道に発展

更に柔道の国際化とともに、柔術がブラジルで寝技の特別な競技へ

ヨーロッパでは打撃が加えられ総合格闘技へ発展


初めて試合を観戦した感想は、戦うファイティングスピリットは同じなのですが、どうしても殴る、蹴るには抵抗があるので、掴んで投げる柔道が好きですね。

今日は、柔術も人気があることを知ったので勉強になりました。





My life at Tana in Madagascar

Judo volunteer of JICA at Antananarivo in Madagascar from Oct 2015 2015年10月からJICAボランティア員としての柔道活動とアンタナナリボ生活の記録

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