KAGAMIBIRAKI !!  え!!鏡開き!!

I took part in the "KAGAMIBIRAKI" which was a event of the Hakudokan judo club today.

People eat Kagami-mochi with siruko or zouni in Japan.

Also the Kodokan hold a "KAGAMIBIRAKI" event every year.

The Hakudokan judo club performs this event every yaer because that club respects japanese culture and tradition.




今日は、Hakudokan柔道クラブのイベント『鏡開き』に出席しました。

昨年の年末、

「1月に鏡開きがあるからイベントに参加してほしい!」

と誘われ、正直耳を疑いました。

鏡開きは知っていても、日本国内でも正式な行事として参加した記憶は無かったからです。

もしかしたら、幼少時に新年会と兼ねたイベントには参加したかな~くらいです。




聞くところによると、このHakudokan柔道クラブでは毎年行われていて、数年前からはクラブの垣根を越えて沢山の柔道家を招待しているそうです。



日本の東京にある講道館では、毎年この時期に鏡開き式の中で紅白試合や柔道の形の披露が行われています。

日本の良き伝統と文化を、このクラブは尊重して行事を行ってくれていることに感謝です。

There was a Nageno-kata contest in the morning.

I was attending a meeting as a judge.




午前中は、投の形のコンテストがありました。

僕は審査員の1人としてミーティングに参加中です。

The Japanese judoka usually practice Nageno-kata after aged twelve and over.

In the current Japanese situation,  they do that only to get a first-degree black belt.

But Malagasy children under eight years of age start practicing Nageno-kata.

The Nageno-kata has five big categories, and each one has three techniques.

So Judokas usually show fifteen techniques in all.

I emphasized that it's very important to know good manners, also keep a suitable distance and timing from one's opponent before starting a contest.

The children could show only three techniques which they wanted to do at this event.

Of course they were given the prizes at the end of this contest.

I like this way because many children have much opportunity to practice Kata.






通常日本では、柔道の形を練習するのは早くても中学生になってからではないでしょうか。

しかもそれは、初段つまり憧れの黒帯を獲得するために投の形を覚えないといけないからです。

投の形には、手技、腰技、足技、真捨身技、横捨身技の5つのカテゴリーに分かれています。それそれの技には3つのテクニックが決まっていて、合計15個のテクニックがあることになります。講道館柔道では、初段は足技までの9つ、弐段は15個全てを修得することになっています。



コンテストが始まる直前に、正しい礼法を知ることと、相手との間合いや呼吸がとても大切であることを競技者に伝えることが出来ました。




今日のこのコンテストでは、8歳未満の子も沢山いました。

そして彼らは、自分達の好きな技を選んで3つのテクニックを披露していました。

もちろんコンテストなので入賞者にはトロフィーが授与されます。

何日も前から練習していたちびっ子達 おめでとう♫



最近では、形の世界大会も増えて注目されているとはいえ、まだまだ段位を取るためだけに柔道の形をやる風潮がある日本人、僕も含めて、そのやり方についてマダガスカルの1つのクラブから学ぶことは大きいと感じました。



The main event started at about 3pm.

メインの鏡開きは予定より少々遅れて午後3時頃に始まりました。

They cut a KOBA which is a Malagasy sweet instead of Mochi with a real sword.


まずは、鏡餅の代わりにクーバと呼ばれるマダガスカル庶民のおやつ!?を刀でカットです。

Next we opened the cask sake.

続いて、先生方みんなで樽酒をエイッと開けました!

I have seen the same sight like this at the last competiton.

Judokas who moved up to the next rank were walking in low position around the trainers.


この光景は年末の選手権大会でも見ました。

昇級した生徒たちが先生方1人1人に握手しながら回っています。

後方の先生方にも握手して、このあとこっちにも歩いてきたから大変ね!

正直、この体勢で歩き続けるの筋トレですな~~~

Some trainers including me showed five KATAs today.

I was a first demonstrator and showed Nage-no kata.

(Sorry no photos because my friends recorded movies.)




先生方は5つの形を披露しました。

僕はそのトップバッターで投の形をさせていただきました。

※ 動画を撮ってもらったので、自分の写真がありません。。。

There were some short entertainments during a break from kata.

They showed a great UKEMI techniques.

Also they played how people come to like judo and how much effective for self-defense.





形の展示の合間に、生徒たちによる余興がありました。

これが面白く、質の高い受け身の披露やアクロバット的な攻めと防御の攻防!!

そして、一番面白かったのが演劇でした。

ストーリーは

学校で柔道を学び始めるグループと遊びほけるグループ。

ある日、けんかが始まりました。

以前は、遊びほけるグループが圧倒していたけんかも、相手の動きを利用してさばき投げる技術を得た柔道家たちが圧倒していきます。

結果、遊びほけっていた若者も柔道を学び始めるというものでした。

すごく単純でしたが、けんかの場面では短剣を使ったりと、とてもリアル感があって迫力満点でした。

この国では、柔道は武道として認識されていますが、自己防衛の手段の1つとして据えられていることを改めて実感させられました。

柔道、空手、合気道、キックボクシング、どれが自己防衛で一番有効なのかという話もたまに耳にします。



興味を持ってもらう嬉しさはありますが、日常生活の中で犯罪に巻き込まれる可能性が高いという暗い現実もあります。

They enjoyed dancing with sining a song "Sayonara with sliming".

I put on a kimono for two girls. It's first time to do for me.

So I was worring about their decorative sash come loose...





形の展示の後には、生徒みんなで『 Sayonara with sliming』という、日本語と英語が混ざった歌を踊りながら楽しんでいました。

中央の2人は着物を着ています。JICAから着物を借りました。

僕が産まれて初めて着付けをした2人です(笑)

まさか、マダガスカルで着付けデビューするとは!

最後の最後まで、結んだ帯がほどけないかヒヤヒヤでしたよ~。

It has already pass at 6pm, so we need some energy.

Those are KOBA which were cut by beginning of this event.

Yummy yummy!!!




時刻は夕方6時をまわった辺りでお腹がすいてきました。

ここで、イベントの初めにお餅の代わりに切ったクーバを頂く時間がきました。

これが甘くて美味しいんです!

We enjoyed talking and eating Koba and bean-paste soup "Oshiruko".

I was explaining what the "Oshiruko" is.

Malagasy Oshiruko was different from japanese one becasue that one was salty with ground meat, not weet.  But I like that...





みんなで日本っぽく腰を畳に下ろし敷物をひいて、小宴会です!

僕は一生懸命『お汁粉』の説明をしています。

今日、頂いたお汁粉は日本の甘いお汁粉とは違い、ひき肉の入った塩味のスープでした。

でもこれがとても美味しかったです!!!




一部の先生方はお酒を飲まれていましたが、柔道着を着ている先生方は飲んでも、ちょっとだけでした。




理由は・・・




この後に、本日のメインイベント!(おい!もう8時近いぞ!)

そう、生徒たちも先生たちもひそかに毎年楽しみにしている

紅白試合こと

生徒 VS 先生 の真剣勝負試合です!

There was some real matchs trainers vs students at the end of this event.

I really wanted to join this match but I took a rest for my right foot.

This KAGAMIBIRAKI was a great success.

But my right foot was getting worse.....



この試合に出場するためだけに来ていた生徒もいるくらい、熱い戦いが繰り広げられました。

試合は勝ち抜き戦で、圧倒的に生徒の数が多いため、先生が何回も回って相手をするかたちです。

体力的に直にバテル先生たちは、交代する回数が増えるばかりで生徒優勢のまま終了。

お疲れ様でした!

イベントは大成功で終わりました。

僕も最後の試合に参戦したかったです!



が、



右足の様子がおかしいです・・・。



熱を持って激痛が・・・。

My life at Tana in Madagascar

Judo volunteer of JICA at Antananarivo in Madagascar from Oct 2015 2015年10月からJICAボランティア員としての柔道活動とアンタナナリボ生活の記録

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