『I ❤ JUDO』  柔道DAY!

IJF(International Judo Federation) opens the "Judo Day" event every year on 28th October because Jigoro Kano who is a founder of judo was born on that day.

The Malagasy judo federation and the Malamanga league have begun the Judo day at the first time sponsored by some companies today. 



今日12月11日(日)に、マダガスカル柔道連盟と首都アンタナナリヴォを管轄する柔道リーグ、マラマンガリーグが協賛で『柔道DAY』を開催しました。

このイベントは毎年、国際柔道連盟が柔道創始者:嘉納治五郎師範の誕生日10月28日(旧暦)を記念して始めたイベントで、世界中の柔道家に各々のイベント開催を促しています。

実は嘉納師範の誕生日は、現代の暦で数えると12月10日生まれ!

つまり昨日が誕生日に当たる日になるので、ちょっとタイミングが遅れての開催でも、ちょうど良かったかもしれません。

More than 200 judokas took part in this event today.

A sticker 『I ❤ JUDO』makes all judoka look better and awesome.

I did a short presentation about the instruction of Kano, an episode of KOSHI-WAZA which is one of his special techniques and Rei(bow on the tatami).



今日のイベントは、7つの柔道クラブから200名以上の柔道家が参加しました。

『I ❤ JUDO』のステッカーがいい感じで、みんなを引き立てています。

開会のセレモニー後、時間を少々頂き、嘉納治五郎師範の遺訓の紹介と、師範の得意技だった腰技についてのエピソード、そして柔道において相手に感謝と尊敬の念をもってする『礼』の大切さについてスピーチをさせて頂きました。

There was a shiai which is a match. 

I like this kind of match. Because this one gives the kids a good opportunity to fight in front of many people and to experience their happiness by winning and sadness by losing.   

I saw some kids shed tears of frustration when they lost the match.
"You can do your best next time!!"



盛り沢山のプログラムの中に試合があります。

遠征の距離と経済的な理由で、普段大きな大会に出場できない子供達にとっては大勢の人前で試合をするとても良い機会です。

負けて悔しくて悔しくて、人目も気にせず大泣きする子供に共感しちゃいました。
その涙が厳しい練習を乗り越える力になって、いつか試合で勝利を味わう日が来るでしょう!

They play tug of war.


各クラブ対抗で綱引きの代わりに引きです!

もう少し腰を低くすれば安定しますね。

当たり前ですが、4人の合計体重が重いチームが有利でした。

They show how to give first aid.


けが人に出くわした時の応急処置のデモンストレーションもありました。
大人が解説していましたが、実施者は子供だけだったので感心です。

This race is a competition among clubs.


これもクラブ対抗で一列になり、股の間をくぐり前に進んでいく競争です。

Two clowns showed up, and they made all kids happy.



突然2人のピエロが登場!

今日の主役は子供達なので何でもあります!

若干引いている子供もいましたが、ほとんどの子供は喜んでいました。

Also the coaches of each club have a race competition with Suri-ashi which is the way of movement.



戦うのは子供達だけではなかったようです。

先生方もスプーンにビー玉をのせて、試合上の端から端まで運ぶリレーを本気でやりました。

運動会のような雰囲気です。

面白いことに、さすが柔道家!

進む向きは自由でしたが、足は畳から浮かしてはいけないスリ足でした!

At the end of this event, each club received a panel which is written "Code moral du JUDO"

"Code moral du JUDO" are "La politesse", "Le courage", "La sincérité", "L'honneur", "La modestie", "Le respect", "Le contrôle" and "L'amitié".



イベントの最後に、『柔道の道徳規範』が書かれているパネルが其々のクラブに配られました。

柔道の道徳規範と言っても、全ての武道に通じるもので、元は武士道から来ています。

『礼儀・勇気・誠・名誉・謙虚・尊敬・自制・友情』


私の所属先のボスは、本来、オフィスで大統領の写真を掲げる場所に、この言葉が書かれたパネルを掲げています。熱い方なのです!!



(参考)
プロが撮影したイベントの動画です。

https://www.youtube.com/watch?v=UcMPx8wxRas



  


My life at Tana in Madagascar

Judo volunteer of JICA at Antananarivo in Madagascar from Oct 2015 2015年10月からJICAボランティア員としての柔道活動とアンタナナリボ生活の記録

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